コラム

クッカバラ2013-巻き寿司
2013/02/23(土) (351)
オーストラリア生活もご近所付き合いから〜
(いただいた写真は先月のこと、遅くなってしまいました。まる師匠今頃はもっとお付き合いも広がっていることでしょうね。

今日のランチは巻き寿司、心配した「 オーストラリア米 鍋炊きご飯」も何とか成功。中身はスモークトサーモン、エビ、たまご、アボガド、キュウリ、イタリアンバジル、
材料(板ノリを送ってくれたUさんに感謝)と巻き簀、包丁をもってお散歩友達のEさんのユニットへ、、、お友達になったEさんはパプアニューギニア出身の女性でご主人はオーストラリア人です。今はカタール在住、ここのお住まいはいわゆるホリデイのための別荘だそうです。さらにいろんな国のことも良くご存知、なぜなら元パプアニューギニア国営放送のラジオ局でニュースキャスターをされていたとのこと、、気さくで親切なおばちゃんでこんな庶民的なお寿司にも大喜びでした。

(お散歩コースの海岸でしょうか、、。きれいですねえ)
クッカバラ2013−3/3  初日の出
2013/01/11(金) (344)
元日は、グレーとバリアリーフの初日の出を写真に撮ろうと思って
早起きしましたが、残難ながら雨、少したってから晴れてきました。
日の出の写真は3日に撮りました。このビーチを毎朝40分ぐらい、裸足で歩いてます。最初は親指の先にまめができたり、、足の裏がしびれたようになっていましたが、今は慣れてきて足の裏がゴム底?!になってきました、、
クッカバラ2013−1/2  ホリデー 
2013/01/11(金) (343)
でかいワンコが2匹、とても人懐っこくてパーティーの始まる前は家の内外自由にうろついていました。パーティーの最中は柵の中、写真はイングリッシュブルドックの名前はウィンストン(由来はウィンストンチャーチル)だそうです。
ここのお正月について
お正月はな〜んにもないですよ、深夜12時に鐘の音ではなくて、海辺で
パーティをしていた人たちがあげたらしい花火がぽんぽんとあがったぐら
いです。元日の火曜日はゴミの日で朝早くからゴミトラがゴミ収集に走っ
てました。黄色いふた再生ゴミ、グリーンのふたが普通ゴミです。分別に
は無頓着で中を見る適当な分別で、日本の方がかなり進んでます。ほとん
ど埋めてしまうらしいですが、、いいのかなあ??国土が広いのにゴミ箱
は皆同じらしいです。カラスに荒らされることもないし(もっともこの辺
りでカラスを見たことないんですけど)このボックスはいいなと思いまし
たが狭い日本では無理ですね。
クッカバラ2013−1/3  ホリデー クリスマスパーティ
2013/01/11(金) (341)
寒そうですね、、
こちらは連日30度を超えてます。ただ夜は25度以下になるので日本お夏よりましかな、、お正月はこちらではただの祝日なので、ほとんど普通に普通に過ごしてるみたい、、というわけで「郷に入っては郷に従え」郷の字を豪にかえた方がいいかもしれませんが1人でのんびり過ごしてます。
クリスマス
友人のクリスマスパーティです。ドカーンと丸ごとハムやらロースト物が並んでました。わたしたちは巻き寿司(中身はエビ、スモークサーモン、卵、キュウリ、アボガド)持参しました。どうも前菜にされたみたいで、乾杯の前にあっという間になくなってしまいました。
(半分は主催者の独断で冷蔵庫の中に取り置きされていたみたいですが)
2013年も私(roomamie店主)の編師匠”まるさん”の日常のワンショットやダイナミックな自然風景の写真とともにオーストラリア生活便りをどうぞお楽しみに〜
アトリエダイアリー2012年11月16日号
2012/11/22(木) (337)
昨日帰りに立ち寄った近所の雑貨店YogiYogiさんの店内はクリスマス用のオーナメントでキラキラ!してました。暖かな色のキラキラグッズを見ていて、そうだ!と思い出したのは、”うちのキラキラ”KidsilkHazeGlamourです。1玉使った編地サンプル、何にしよう。

手芸家?とご紹介したほうがいいのでしょうか。KKatayama tricotさんが11月28日(水)にroomamieの向かいの部屋102号室でくつした編みのレッスンをされます。今後は月1−2回レッスンをされるそうです。詳細はKKatayamatoricotさんのサイトの案内でご確認ください。http://www6.ocn.ne.jp/~toypetit/lesson.html

クッカバラ、再開しますよー
現在ケアンズ暮らしの編み師匠、クッカバラが再開します。第一話は昨日のニュースでご存知の、、タイミングよくその話題です。時々気まぐれ更新お楽しみに!(クッカバラはトップページ右上からご覧ください)

ちょっとお知らせ
11月29日(木)NHK Eテレのすてきにハンドメイドの番組にマリアンネ・イサガーさんが出演されます。是非ご覧くださいね。
その翌日の30日(金)、12月1日(土)にroomamieでは”Enjoy!ISAGER”を開催します。マリアンネさんはお見えになりませんけれど、ちょっと楽しい企画中です。これから少しずつご案内しますね。
アトリエダイアリー2012年11月7日号
2012/11/22(木) (336)
先週の”秋市”、事前案内がほとんど出来なかったのですが、サイトを見て、店で案内を聞いて来てくださいました。
ご来店いただいたお客様、ありがとうございました。
夏市のような、混雑はなくみなさんと編み中の近況を伺いながらできたのが良かったです。とてもお得な商品も出ていたのですが、一番人気はLimaでした。1玉を手にすると独特の柔らかさに驚かれます。どなたもまずはネックウォーマーを編んでみるとのこと。RM52の表紙のLimaセーターを編む方も、。

写真は先々週末、10月最後の土曜の光景
地元で人気のケーキ屋さんの年に一度の特販日です。いつものケーキがほとんど半額というセットに朝からこんな人だかり、、。いつもより少ないなあと思っていたら大きな間違い!左折で坂道を向いたら坂のずっと上まで長い行列でした。すごい!この行列がくるっと反対に向いたら、roomamieへ!?みたいなことに、、、(なりませんて、、)

ちょっとお知らせ
11月29日(木)NHK Eテレのすてきにハンドメイドの番組にイサガー・マリアンネさんが出演されます。是非ご覧くださいね。
その翌日の30日(金)、12月1日(土)にroomamieでは”Enjoy!ISAGER”を開催します。マリアンネさんはお見えになりませんけれど、ちょっと楽しい企画中です。これから少しずつご案内しますね。
アトリエダイアリー2012年10月10日
2012/11/22(木) (335)
ROWAN商品特別販売日のご案内
11月2日(金)・3日(土)11時〜5時
特別販売対象商品
Rowan商品(一部商品を除く)15%オフ
ISAGER Highland Tweedのみ (在庫限り)10%オフ

その他は対象外になります。
特別販売以外に廃色セールやセット販売などご用意します。
詳細はサイトコラム・ブログでご案内します。
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11月1日〜4日の間、roomamieの一つ隣(107号)で2階のコサージュ、アクセサリ作家のirodoru-さんの作品販売があります。こちらも合わせてお楽しみください。にぎやかな楽しい11月最初の週末になることを期待してます。

写真はRowanLima使用のmitt(指無し手ぶくろ)
例によって1玉コースです。SEANの模様編みを使ったネックウォーマーのパターンシートをご用意しました。mittは制作中、出来上がったらLimaお買い上げの方にはご希望のシートを差し上げます。
アトリエダイアリー2012年9月25日号
2012/11/22(木) (334)
暑さ寒さも彼岸まで、、の通り、彼岸を過ぎて夏の気配が去ったよう、今朝はぶるっと来るくらい冷え込みました。スーパーにはりんご・梨と並んで栗が登場、このままだんだん秋を感じる季節になると嬉しい。
外の林はおしろい花が真っ盛りです、木の足元に藪のように茂った間から見える黄色やピンクの花がかわいらしい。
アトリエダイアリー2012年9月3日号
2012/11/22(木) (333)
この数日夕方の風が時折すーっと涼しかったり、日が短くなってきたなあと西の空を眺めている時など。加えて9月!になってちょっと秋めいてきたかなと思います。
2012AWRowan商品もそろって、マガジン作品の糸セットも動き出し、これから新しい糸を1玉サンプル作品でご紹介していきます。写真は新商品KidsilkHazeTrio、Col.791(グリーン)、792(ブルー)各1玉のショール。標準針号数11号を無視して7mmでざくざく、夏の巻きものシリーズの編み方をアレンジしてできました。みっちり編んだり、ざくざく編んだりKidsilkHazeTrio、いろいろに楽しめます。
クッカバラ2012:ケアンズの日蝕2/2
2012/11/15(木) (330)
お花はフレンチパニーです。
バックは日蝕後半のお日様、今が盛りで華やかな香りが漂っています
クッカバラ2012:ケアンズの日蝕1/2
2012/11/15(木) (329)
今朝は早起きしてビーチで日蝕観察、、ビーチに面したお家では朝っぱらからバーベキューパーティも、、雲の多い朝でしたが、そのすばらしい瞬間はなぜか雲が晴れて歓声が上がりました、写真はうまく撮れなかったけど、雰囲気だけでもどうぞ、、

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ケアンズ暮らしが始まった編み師匠まるさんから、クッカバラ再開第一話はタイムリーな話題です。時々気まぐれ更新、まるさんからのクッカバラ通信どうぞお楽しみに。
アトリエダイアリー2012年8月22日号
2012/11/14(水) (328)
べったり暑い大阪から、残暑お見舞い申し上げます。
写真は、夏市で特に人気だった撚りの強い綿細糸(40g420円)でお客様が作られた夏の巻き物です。1玉で仕上がりが幅13cm・長さ160cm位、ランダムに入った透かし模様は”小鹿編み”というそうです。糸の値段はかわいいけど腕とセンスの良い編み人にかかればこんなにかっこいい夏ののおしゃれ小物になるのですね。小鹿編みというネーミングも何かいいなあー。
この夏大いに沸いたロンドンオリンピックが閉会していつも通りの毎日になりました。が、こちらはいよいよこれから沸く様子。ほぼ日の糸井さんたちが気仙沼でニットプロジェクトを立ち上げられたそうですね。気仙沼といえばマルティナさん!も気仙沼タコアトリエとさらにニット工場ができるとか。気仙沼で始まるニットビジネス、これから楽しみです。
アトリエダイアリー2012年8月1日号
2012/11/14(水) (327)
おはよう!のあいさつよりも、どんな会話も先頭切って、”暑いねぇ”
最近は朝から晩までこのひとことがあいさつで成立するくらいに、暑い!。特に夜が暑い、、。加えてオリンピックが始まったので熱い、もうすぐ高校野球でさらに応援に熱くなり、、いやあ今年の夏は特に暑いです。

週一野菜の宅配をお願いしているところからの”トマトが大豊作で1箱よろしく!”という電話に”はぁ、まぁどうぞ”と反応してほどなく、赤の一団が総勢30個余でやってきました。集まれば壮観!トマトは食べるより飲むべしと、今は冷トマトスープ(トマトをおろして塩コショウと少量のオリーブオイルを垂らして出来上がる火を使わないお手軽なスープ)がマイブーム
アトリエダイアリー2012年7月17日
2012/11/14(水) (326)
先週末の3日間、amiexmono Vol.3 夏市にご来店くださいました皆様ありがとうございました。豪雨の後はものすごい湿気、時折の雨、最終日はかんかん照り。年々暑さ厳しくなって着たような気がしますが、その中関西圏外からもきてくださった方もいらしてありがとうございました。
遠くといえば、東北気仙沼からやってきてくれた”小原木たこちゃん”一行も夏市を盛り上げてくれました。たくさんのたこちゃんが新しい家族と出会いました。たこちゃんのくれたメッセージは何が書いてありましたか?

夏市を終えて、これから秋冬商品を迎える準備です。これから暑い最中に倉庫整理と糸の入替にいそしむ日々、糸にまみれて熱中症!?にならないようにしなくては、、、。今日も猛暑日のようです。家にいても熱中症になるほどですので出来るだけの熱中症対策して過ごしたいですね。
アトリエダイアリー7月18日
2012/07/30(月) (304)
先週末の3日間、amiexmono Vol.3 夏市にご来店くださいました皆様ありがとうございました。豪雨の後はものすごい湿気、時折の雨、最終日はかんかん照り。年々暑さ厳しくなって着たような気がしますが、その中関西圏外からもきてくださった方もいらしてありがとうございました。
遠くといえば、東北気仙沼からやってきてくれた”小原木たこちゃん”一行も夏市を盛り上げてくれました。たくさんのたこちゃんが新しい家族と出会いました。たこちゃんのくれたメッセージは何が書いてありましたか?

夏市を終えて、これから秋冬商品を迎える準備です。これから暑い最中に倉庫整理と糸の入替にいそしむ日々、糸にまみれて熱中症!?にならないようにしなくては、、、。今日も猛暑日のようです。家にいても熱中症になるほどですので出来るだけの熱中症対策して過ごしたいですね。

今後も小原木たこちゃんは店にいますので是非会いにいらしてください!
随時新しい仲間もやってきます!
アトリエダイアリー6月28日
2012/07/30(月) (303)
amiexmono Vol.3 夏市2012案内
7月12日(木)〜14日(土)11時〜17時

スペシャル企画:
その1・布物作家さんたちの”ニッターズバッグ展”
糸や編みかけを持ち運んだり、糸を入れたらぴったりなバッグを展示販売します。作家さんの個性が光るバッグが並びます。中にはタイのモン族の刺繍キルトのバッグも、、。
その2・Rowan2012秋冬商品ご紹介
発売日目前の冬マガジン52号サンプル、コレクションは専用カタログでご覧いただけます。(入荷予定は中旬以降)マガジン52号のフェアアイル作品から1点模様編地サンプルご紹介します。新商品の糸は1玉で出来るショールや小物に仕立てたものと玉見本を用意しています。書籍・糸どちらも当日ご予約注文承ります。

そのほか
スウェーデン・英国の雑貨、編物用品など販売します。

時節柄今回はパン・ケーキ等食品の販売はございませんのでご了承願います。ホールに冷茶を用意しますのでご利用下さい。
アトリエダイアリー 6月20日
2012/07/30(月) (302)
今年の夏市計画、日程が決まりましたのでご案内します。
amiexmono Vol.3 夏市2012
7月12日(木)〜14日(土)11時〜17時30分
スペシャル企画:
その1・布物作家さんたちの”ニッターズバッグ展”
糸や編みかけを持ち運んだり、糸を入れたらぴったりなバッグを展示販売します。作家さんの個性が光るバッグが並びます。中にはタイのモン族の刺繍キルトのバッグも、、。
その2・Rowan2012秋冬商品ご紹介
発売日目前の冬マガジン52号サンプル、コレクションは専用カタログでご覧いただけます。(入荷予定は中旬以降)
新商品の糸は1玉で出来るショールや小物に仕立てたものと玉見本を用意しています。書籍・糸どちらも当日ご予約注文承ります。

そのほか夏市情報はブログで案内の予定
アトリエダイアリー 5月26日
2012/07/30(月) (301)
ある日は”今日は暑いねえ”、またある日は”冷えるねえ、”
こんな毎日のあいさつで5月を過ごしてきました。先日は北海道・旭川のお客様から”きれいに咲いた芝桜の上に雪が降り積もりました”というお話も伺いました。いつまで雪!と驚きます。

写真はスウェーデンのテキスタルデザイナーのビヨルクさんの日本で人気のポットホルダーです。昨年ヨーテボリのVAV会場でお会いしたときはブースで立って編みながら、ご自身の織り作品集の新刊を販売されてました。ポットホルダーは昨年春のNHKテキストで紹介されて多くの方が編んでいらっしゃいますが、この時期のちょっと編んでみたくなる小物の一つです。今月入荷した一部ですが、かわいくてすぐに皆さんの目に留まり、編みたい方がお手本にお求めになったりしています。ドット1つのコースターから始めても楽しいです。
ビヨルクさんのポットホルダー(コットンリネン・14x13cm)
販売価格3,255円(税込)現在庫はこの6枚です。
アトリエダイアリー 5月17日
2012/06/03(日) (296)
晴れと雨が一日交代、気温もアップダウンが激しいのでこの時期体調を崩す人が多いみたいです。”どうもしっくりこない、、”といいながら働いている人、連休からのお疲れかも、、週末はゆっくり休んでください。

最近朝の散歩を始めました。ひどい肩こりはなかなか改善されませんが、新緑の木々や花を眺めながらの散歩は実に気持ちがいいものです。途中で週末となると行列の出来るパン屋で朝食用のパンを買い、週2回の愛媛の朝市で果物(たいていでこぽん)を買って帰ってくる。朝の買出しみたいな散歩ですが、これでけっこう一日のやる気を注入されています。

写真は、Kalmia(カルミア=アメリカしゃくなげ)
つぼみはアポロチョコ、開くと落下傘のようなキュートな花。
花言葉”さわやかな笑顔”今は満開の一枝を楽しんでいます。
アトリエダイアリー2012年5月8日
2012/05/18(金) (292)
このごろは家から店までの道路沿いのハナミズキが満開です。一気に気温が上がったこの数日で、藤やつつじ、かんなも競う合うように咲き出しました。かんな、、は夏のイメージが強い花、暑さはすでに夏並みです。

魚柄の涼しげなトレイをいただきました。手紙には、くつしたを編みながら現在マイブームのデコパージュ!作品と書かれていました。わたしもこれからの時期、小物−編みたかったリストウォーマーを編もうと思います。
アトリエダイアリー2012年4月25日
2012/05/01(火) (289)

2012年オリンピックと女王即位60年の英国はすでにいろいろなイベントが行われていて、これからますますにぎやかになります。今年は行くなら英国!という友人と、今年は絶対避けるべし!という私。普通に旅計画をしても”今年しかない、今年だけ”というオプションがくっつきそうだから、、。そういうのに弱い私でもあります。今年はいつもに増して話題満載の英国便りを楽しみにして過ごすことにします。
昨年のウイリアム王子ご成婚には”PrinclyPlum”、今年は”Jubilee Jam"という女王様にふさわしいバラxプラムxリキュールのジャム!ルビー色で香り高く濃厚なジャムです。それと塩キャラメルソースの2種が今年の新商品です。塩キャラメルはタフィのように濃くて塩も効いたソース、どんなパンや食材に合わせたらおいしい?
ジャムはただいま店頭販売のみお受けしています。発送ご希望はバーリントンさんへご注文願います。http://www.barlington-tea.com/
アトリエダイアリー2012年3月27日
2012/04/25(水) (288)
アトリエダイアリー2012年3月27日
”新”ISAGER Highland Wool(全20色)
現在Highlandの新旧販売中!
これまでのHighlandよりふんわり弾力性に富んだ杢調のウールヤーンです。
単独でも他商品と引きそろえてもご利用いただけます。フェアアイル作品にもお勧めです。糸見本帳を作りHpのYarnページで見本帳を販売していますのでどうぞご利用くださいませ。 1部350円(税込)
アトリエダイアリー 3月15日
2012/04/06(金) (286)
アップルティー
しばらく前に紅茶のバーリントンさんから”おいしいアップルティーが入りました”とご案内を頂いた。レモンオレンジ・レディグレイと柑橘系のフレーバーティーはよく飲みますが、アップルティーはあんまりなかったなあ。このアップルティーは香豊かで味わいもちょっとりんご果汁が入っているような、たいへんにおいしい紅茶でした。時々ご来店のお客様から”糸屋で紅茶、それと北欧雑貨っておもしろいですね”と言われます。ならば3点コラボで楽しい何かができないかな?目下企画盛り上がって進行中です。

(過去のアトリエダイアリーの記事・写真を残して!というありがたいご希望をいただき以前はブログへ転載していましたが、今後はトップ画面を変更の際に前記事をこのコラムページに移すことにしました。よろしくお願いします。)
第35話 それから2年
2009/06/23(火) (107)
アッという間に2年が過ぎてしまいました。
新しい友人もでき、帰ってからもずっとおつきあいが続いています。
ヒースロー空港で余ったポンドで買ったペーパーパックも3ヶ月もかかってしまいましたが、大感動の中読み終えました。
旅行中は何も気がつかないのですが、帰って来てから、その時をきっかけに
かわって行く自分を感じます。特に一人旅の場合は、その光景と出会った人々の印象は鮮やかで、いつまでたっても色あせません。
そして、うすぼんやりとただただ日常を送っていると、ふとまたどかへ行か
なくちゃ気分がモクモクと、、わき上がってきます。できれば日本ではない
方がいい、、文化がまるっきり違う方が、面白いのです。
一人旅の方がいい、、
すべて自分で判断することの快感と、スリルを味わうためです。

さて、、今度はどこていきましょう、、?
旅コラム・イギリス編は今回で終了しました。
イギリス編も、美しい風景と庭園、町並み、毎回素敵な写真と旅のお話に引き込まれました。このまるさんの旅コラムには、実はかなりの愛読者?がいらっしゃって、オーストラリア編では、「オーストラリアに行きたい!」、イギリス編では「イギリス旅行前に参考にしました」「同じ美術館の同じ作品に感動した」などの便りをいただいたりしました。

次はどこを旅されるのでしょう、、、それも楽しみです。

まるさん、今回も本当にありがとうございました。
(roomamie)
第34話 ついてない日
2009/06/23(火) (106)
当然のことですが、長年身に付いた常識に従っただけでひどい目に遭うことがあります。私はそれほど海外旅行経験があるわけでもなく、知識が豊富なわけでもない、、
それでいて一人旅に出たわけですから当然のことですが、、

Cotswold に行くその日、まず地下鉄を乗り間違えました。
すぐに気がついて前の駅に戻ろうと向かいのホームの電車に飛び乗ったら全く違う方向に、、実は上下が同じ路線だったようです。

さらにPaddington の駅でまたまた混乱状態に。駅員が気を利かせて9時以降の割引切符を売ってくれたまではよかったのですが、その切符では9時にならないと自動改札を通れないということをわたしは知らなかったのです。

何度もブザーが鳴る改札に困惑し、駅員のいる改札口に行きました。5分前だったので駅員は通してくれました。ところが行く先の電車のホームが見当たらない、、そこでまた駅員に尋ねると、改札を通る前の駅構内の電光掲示板を見るように言われました、、でももう改札を通ってしまっているので遠すぎて見えないのです。仕方がないのでまた駅員のいる改札口に行って通してもらってようやく乗る電車のホームを確認しました。
わずか 10分の間にあっちへ行ったりこっち来たり、、ちょっと惨めな気持ちになってしまいました。

乗り換えの駅では、今度はホームを確かめてベンチでようやくほっとしてミニソーセージバケットをほおばっていたら、Attention Please のアナウンス、、どうやら到着電車のホームがかわるらしい。
またまた駅員に確認して食べかけのバケットを握ったまま別のホームに、、
ようやくKembleの駅に到着、まだ災難は続きました。
バス停とは反対の出口に出てしまい、1時間に1本のバスを乗り過ごしてしまったのです。誰もいない、時刻表しかない待合室にじっとしているのもちょっとつらいので、しとしと雨の中、外に出て歩いてみました。

バスが出てしまった田舎の駅の回りは、この世から取り残されたようなたたずまいでした。そんな中、Potteryと書いた一見農家風のお家があったので入ってみました。鶏小屋あり、畑あり、その先の小さな部屋に絵付けをしているらしい人影が、、
助け舟を見つけた勢いでドアをたたきました。小皿やオブジェや花瓶など見ていると、「気に入ったのがあったらよんで、」と言い残して、彼女は奥の仕事場へと戻って行きました。いいのかしらと思いつつもしばらくあれやこれやとゆっくりと見せてもらいました。2、3選んでお土産にするからと言うと、笑顔でため置いた包装紙などで丁寧に包んくれました。バスに遅れたのもよかったかもと、ちょっぴり幸せな気持ちになりました。

さてKembleからCirencester へ向かうバス、、超オンボロ、私が未だかって
見たこともない田舎バス、でした。Cotswoldへ行く観光客は普通、ロンドンから美しい観光バスか、自家用車で行くのが定番のようです。
地元の人の会話をBGMに、緑まぶしい田園風景を眺めたとき、一瞬にして朝からの出来事をすっかり忘れてしまいました。

Cirencesterは美しい町でした。予約していたホテルは、なんと三菱自動車UK
の研修所のようなところで、小さいながら設備が整っていて何となく日本のビジネスホテルのようでした。町の中心からは少し遠いのですが、それでもお風呂付きの清潔なお部屋は嬉しい、、!
第33話 Hampstead,WWRY(We will rock you),Virgin Radio,
2009/03/06(金) (92)
とうとうヒーターがはいりました、、ほっとです。
でも5月の末にヒーターとは、、
ヒースローについた時はTシャツだけでもOKだったのに、

午前中はフリータイムだったのでパディントン発コッツウォルズ行きの電車の下見に行くつもりで「46 Paddington」という バスに乗りました,,
ところが反対方向のバスに乗ったらしくついたところは Hampstead、これは相当ラッキーな方向違いで半日をのんびりHampsteadで すごすことに。
ロビンの美しいさえずり、緑に包まれた遊歩道、美しいお庭を公開しているお家もあったのでまた後日11訪れることにしました。
地下鉄の駅のそばにはおしゃれなケーキ屋さんやパン屋さんがあり、甘いものにはあまり引かれない私ですらつい足を踏み入れてしまいました。大きめのミルフィーユ風のケーキはそれほど甘くはなく、コーヒーは濃いめ、、お昼ご飯代わりになりました。

ミュージカルWWRYは観客に驚きました、、お昼だったせいか中学生くらいの団体とか、かなりの年配の人が来ていて、これはちょっと、、雰囲気がいまいちかなと心配しました。
ところが,幕が開くと文化の違いを見せつけられました、、劇場は歓声に飲まれ、私も我を忘れてその中に。最後はもう床が抜けるのではと思うくらいの足拍子で、、興奮と歓喜がおさまらないまま幕がおりて行きました。

外に出るとまだ明るく行こうかどうしようか迷っていたVirginRadioを訪ねることにしました。2年位前からインターネットでラジオが聴けるようになって洋楽が好きな私は、たいして言葉がわからないにもかかわらずほとんど毎日聴いていました。地図を片手に裏通りを探しまわりようやく見つけたラジオ局、さてどうしようかと迷っていたところへ深夜放送のDJ Geoffがスタジオに入って行きました。受付には当然ですが人がいて、、私はその前を行ったり来たり、、いろんなミュージシャンが出入りすると思っただけで何となくドキドキ、
さてどうする?、、、入ってしまえという聞こえぬ声に押されて、 受付に入ったものの何をどう話したらよいのかわからない、とにかく「日本でずっと聴いていてお気に入りのラジオで、、、、」そして旅の恥はかきすて状態で「何か記念になるものありますか、例えばポストカードとか」と言ってしまいました。でも相手はさすがでとっても愛想よく、今日はどこへ行ってきたのとか、どれくらいいるのとか、嬉しそうに話しかけてくれました。そしてマグカップやシールなど棚から持ってきてくれました。ほんとうに嬉しくてこんなことで大喜びの自分にあきれかえってしまいました。

表通りに出て、Virginメガストアでお目当てアーティストのCDをゲット黒のジャケットにシルバーの文字が美しいCD、、彼のラ イブに行くことが出来たらと夢見つつ宿に帰りました。

(Virgin Radioは今は名前が変わってAbsolute Radio となっています。)
http://www.absoluteradio.co.uk/
第32話 The Hayward
2009/01/16(金) (88)
テムズ川の南側Southbank、ここにThHaywardというギャラリーがあります。
Antony GormleyのBlindlightという展示をやっていました。前日に行ったのですがソールドアウトになっていたので次の日の前 売券を買って開場前に並びました。

空間と体感のアートとでも言ったらいいのでしょうか、、
その場にいる人までがそのアートの一部になってしまうような展示物が多くちょっと不思議な世界でした。一番おもしろかったのは霧をいっぱいにした大きな透明のボックス でした。この箱には入り口があって何人かの人が入れるようになっていま す。中に入ると30〜40cm先までしか見えません。おそるおそる歩く のですが、突然目の前に現れる人にびっくりしたり、、歓声を上げたり,知らない人同士 でも顔を合わせて笑い合ったり、、入場制限がしっかりとされており、中に入った人が十分に空間を楽 しめるように配慮されていました。

午後は行きそびれたNatural Museumへ,,相変わらず大勢の人にもまれながら入ったままの列でそのまま恐竜の展示会場へ,,抜け出ることすらできません。なんといっても××ザウルスだのTレックスの人気はすごいのです。地震についての展示も人気がありました。阪神大震災が大きく取り上げられていて、詳しい説明がされていました。そのなかでも神戸のスーパーマーケットは大人気、床が定期的に揺れる仕掛けになっていて「地震の揺れを感じてください、、」らしいのですが、神戸にはいなかったとはいえ、あの時の混乱を思い出し、悲しい気持ちになりました。

宝石やその原石の展示もあきれるほどたくさんありましたが、どうも高価な本物は別のところに保管されてるような、、展示物が多すぎて手が回らないのかほこりをかぶった悲しい宝石たちも数多かったです。
クッカバラ 号外 その3(写真)
2008/12/12(金) (84)
お昼寝中のホワイトリップ君
(White-lipped treefrog)庭にお住まいのようです。

クッカバラ 号外 その2(写真)
2008/12/12(金) (83)
クッカバラ 号外その1
2008/12/12(金) (82)
3週間あっという間でしたが、、ケアンズから帰ってきました。連日30度を超えるリゾート地から、
今年一番の冷え込みだった6日の夜に関空到着、、冷蔵庫にたたき込まれたようで時差ぼけならぬ、季節ぼけで震え上がっています。
でも、関空からの夜景は極上で、前の席に座っていた4歳くらいのOZボーイが「マミー、マミー、クリスマス、クリスマス」と歓声を上げていました。光は強風でさ らに輝きを増し、澄んだ空気の中できらめいていて、息を飲むほどの美しさでした。

今回はグリーン島で息子の結婚式もあり、ヘリに乗って珊瑚礁を眺めたり気球に乗ったり、川で泳いだり、さらに花嫁のドレスにビーズやスパンコールをつけたり、サテンやオーガンジーでバラの花を作ったりしました。盛りだくさんのイベントの中、、実はしっかり腰を痛めてしまい、一番時間を費やしたのは、、お昼ねだったかもです。

ケアンズは今回で4回目、、娘も息子もすっかりケアンズの住民となり、海外旅行とは言えなくなりました。
でも気軽に遊びに行けてとてもラッキーな母なのであります。
第31話 日記より
2008/11/13(木) (69)
5月28日月曜日 (Bank Holiday Monday)
雨、雨、雨、風で寒い一日、、雨にたたられた。
宿に帰っても寒くて、、へこんでしまう。もうシャワーを浴びたがまだ8時半、でも何もやる気がしない。こうなったら音楽でも聞きながらベッドにもぐり込んで寝るしかない。


5月29日(火曜日)
めちゃはやい目覚め、、インスタントコーヒーで暖まり、ちっちゃなクッキーをひとつまみ、昨日(28日)のことを書き留めておこう、、
地下鉄ロンドンブリッジ駅下車、テムズ川の強い風にあおられながらロンドンブッリジを渡った。北側をぐるりと歩いた。ロンドン塔を外側からだけ見た。重厚な趣が迫ってくる、、悲惨な歴史物語や出来事に静かに思いを馳せながら、、と言いたいところだが、雨にも関わらず、朝早いのにも関係なく観光客がたくさん集まってくる、、まるで蟻塚だ。ここにいるとその辺にいる人のほとんどが観光客のような気さえしてくる。統計に寄ると観光客では日本人が一番多いと言われているが、それらしい人はいなかった。


タワーブリッジを渡ってまた南側へ、、テムズ川沿いにテイトモダンをめざした、、この辺りかなと思ったところで入り口を人に尋ねたら、従業員入口を教えてくれた、、どうも私が何かのイベントで来てるのと間違えたらしい、、展示物はとてもおもしろかった。退屈しないおもしろさだ、、古いハリウッドのショートフィルムは特に印象的だった。なぜかBGMは日本人によるちょっと前衛的な曲、なんとなくホラーっぽい、夢に誘い込まれるような不可思議な内容だった。暗い部屋で2回も見た。
イタリアの大道芸人もいてホームレススタイルで人気を集めていた、観客が笑いのネタにされていた、、あまり英語も出来ないし、ユーモアでかわすとも当然出来ないので捕まらないように遠巻きで見た。結局10時過ぎに入って3時前までうろうろしていた。休日で雨ということでここも人が多かった。
ほんとはもっとゆっくりしたかったけど午後になってますます人が多くなり引き上げた。


小さなギャラリーなどをのぞきながらさらにテムズ川に沿って期待のThe Haywardへ、、ExhibitionはAntony Gormley(Blind Light)来る前にBBCのニュースで見ていてぜひ行きたい思っていた。地下鉄の駅でポスターを見つけ、わくわく、、並ぶのを覚悟で行ったのにチケット売り場に列はなし、ラッキーと思ったら大間違い、その日は既にソールドアウト、会場はあまり広くないらしく、おまけに体験型の展示物なので入場者制限があるようだった、、仕方がないので翌日のチケットを購入し、朝一番に行くことにする。


帰るには早いし、頼まれた本を買いにオックスフォードストリートのJohn Lewisデパートへ、、2年前は地下にあった売り場は4階へ移動していた。売り場の客、仲良さげな男性のカップルは、どこかのマガジンで見たデザイナーのような、、


宿近くのMarks & Spenserでお決まりのサンドイッチを買い、もう既に顔見知りになった小さなコンビニによってビールを買い、宿に戻った。


この日は毎年Swiss Cottageのお祭りの日だそうで、バンドなども来ていてやってはいたが寒いし、雨も降ってるし、盛り上がらないしょぼい祭りになっていた。

今日はこれから朝食をとってThe Hayward に直行。ならぶぞ、、!
第30話
2008/11/10(月) (68)
すこしがっかりしたV&Aの後は、すぐ近くの自然史博物館です。小雨、曇り空、長蛇の列、我慢強い人々にまぎれて私も1時間半くらい 列にならびました。セキュリティのチェックを終えて中に入ってまたまたびっくり、、広々とした博物館なのに人であふれています。10m中に入って引き返しました。すぐに決心がつきました。これ以上ならぶなんてとんでもない!!また来よう、、何せ無料ですから、、

それから後は小雨の中を、いろんなことに思いをめぐらせながらただただ歩きました。ケンジントンのあたりは高い塀の重厚な住宅が多く、とても静か人通りも少なく、自分の存在さえ忘れてしまいそうです。雨にぬれた古びた塀に咲く薄紫の小さな花が 静かに語りかけてくれました。
第29話 ビクトリア&アルバートミュージアム
2008/09/16(火) (62)
カメラと,スケッチブックを持ってわくわくしながら出かけました。
2年前に来た時に見つけたそのお部屋には数えきれないほどのいろんな
年代の布やレースがパネルにしておさめられていました。スケッチも写
真もOKなので、そこに1日、2日居座るつもりで展示会場に足を運びました。

どうしても見つからない、、インフォーメーションに尋ねて見ると、
Sorry. Now it's closedのつれない一言、、
ふと気がつくと,大変な混雑、,雨の日曜日ただで入れる,楽しい遊び
場はミュージアムというわけで家族連れやらカップルやら観光客やら,
ひっきりなしに入ってきます。「また来るぞ」の決意をも新たに半日で引
き上げる事にしました。テロのせいかセキュリティも厳しくなっており、
前より「寄付ください」を迫る雰囲気に、すこし悲しい気分になってV&A
を後にしました。
第28話 Fantom the opera
2008/09/16(火) (61)
美の結晶のようなミュージカルでした。美の結晶は舞台の上だけではなくて見に来た人たちも同様で,シアターのレストルームでドレスに着替える女の子もいて、パーフェクトに美しさを満喫したい気分であふれていました。
テイトブリテンの肖像画から抜け出して来たような幼い女の子は大きく膨らんだスカートの端をちょっとつまんでまるでプリンセス。となりにいた二人の若い女性はアラビアンナイトのジャスミンのようで、その美貌と華やさにすっか見とれてしまいました。
その反面私のような旅行者はまるで普段着、、、
ちょっとおしゃれをして、身も心も華やいだ気分でもう一度来たい、、
そしてマチネーではなくて夜の部に、、つくづく思いました。
第27話 26日(土曜日)AM(ノッティングヒル)
2008/07/14(月) (58)
再び、夢に導かれるように、「ノッティングヒルの恋人」の映画の舞台にまた帰ってきました。というのは2年前にも一度来たことがあって、ただ平日でしたので、人通りもまばら、でも今回は、土曜日、種々雑多な人種がうごめくお祭りのようなにぎわいです。以前見た路面の店の他に、通りに面した小さな間口を入るともう10軒20軒とアンティークやら何やらのお店が所狭しと軒を並べています。買い付けに来たらしい日本の人たちもいて、必死の交渉をしてました。私もいっぱい欲しいものがありましたがなんといってもポンドが高い、財布のひもはなかなかゆるめられません。現金買いの方がやはり安全なのでしょう、通りにあるATMはどこも長蛇の列でした。新鮮な野菜、果物、魚介類のお店は屋台がほとんどで通りの中央に並んでいます。品数も豊富、スリも豊富?にいそうです。お昼ご飯はチーズやベーコンのいっぱいはさんであるパン、かぶりつきながら、ぷらぷらと、口では「I'm just looking.」心の中では 「I'm not buying.」を繰り返す半日でした。
第26話 長ーい1日(Chelsea Flower Show−その2)
2008/06/04(水) (54)
4:30PM、裏門到着、裏門では予約チケットの受け取りは出来ないとのこと真反対の表入り口まで徒歩約15分、お花の苗やガーディニンググッズを抱えて帰る人、これから入る人で歩道はいっぱいです。ようやくチケットの交換場所へ着き、予約ナンバーを告げてチケットを受け取りました。ふと後ろを見るとキャンセル待ちの人の列、さらに入り口には5時半入場チケットを持った人が何列もになってならんでます。お庭、お花、すべてに圧倒されながら約2時間半、お花の匂いに酔い、くしゃみもたくさん出ました。
ひたすら写真を撮りました。デジカメ崇拝、写真にはド素人のわたし、角度、光、人の足、手、頭、背景まったく気にせず、バシバシシャターを切りました、、(宿に帰って気がついたのですが、充電のためのコードの一部を入れ忘れてきたため、充電不能、1100枚くらい撮るつもりの写真が556枚で終わってしまいました。このフラワーショーで写真撮り過ぎて、ちょっぴり後悔しました。)まだまだ、明るい8時、、遊び足らない子供のような気分で、また群衆に流されながら地下鉄の駅へ、駅を降りてまだ開いているスーパーでサンドイッチとサラダ、ビール買って宿で夕食です。
第26話 長ーい1日(Chelsea Flower Show−その1)
2008/06/04(水) (53)
第25話 長ーい1日(Tate Britain)
2008/05/23(金) (51)
地下鉄の車両は日本よりかなり狭く、足の長い人が向かい合わせにすわると膝頭がくっつきそうです。1人旅はおしゃべりする人がいないので(当たり前ですが)ipodで音楽聞きながらさりげなく人々を眺めてました。外国では電車の中で居眠りはしないというのは嘘で、熟睡している人はいないにしろうつらうつらしている人はいます。漫画ではなくて本を読んでいる人も多いです。お化粧してる人は見なかったような、、個性的におしゃれしているロンドンッ子(もちろん年配の人も含めて)には要チェック、、。
Westminsterの地下から地上に出ると、どこから涌いて来たの、と思うほどの人であふれていました。この辺りには色々名所があって皆さん列を作って待ってるような、でも私は省略、またの機会に、目的地はTate Britain、ほとんどのミュージアムが無料というのは旅行者にとってほんとに嬉しい、人はそんなに多くなくて、ゆっくりじっくり見ることができました。王侯貴族御親戚御一同様の肖像画だらけというとちょっと失礼かもしれませんね。感動的だったのは描かれている衣装の質感と柄、様々なデザインのアクセサリーの美しさです。ターナーの作品を見たかったのですがこれは残念ながら準備中でした。思わぬ展示物はホールに並べられたイラクの戦場からお持ち帰りらしき生々しい遺品、戦争に対する抗議のための展示のようでした。実戦参加している国の人達は私たち日本人より、戦場がずっと近いのだとあらためて実感しました。
追記  ここ2年ですが、お正月の午前9時、インターネットのラジオから
    流れて来るリアルタイムのBig Benの年越しの鐘を聞いています。
    除夜の鐘を聞いて9時間後、熟睡約8時間、地球は休まず回って、
    最後に Big Benの鐘、、そして世界中が新しい年を迎える、
    その鐘の音を聞きながら「今年が幸せな年になりますように」と
    願いを込めて年賀状を書いてます。 
第24話 長ーい1日(Lisson Gallery)
2008/04/29(火) (50)
Baker streetを少し南へ行くとMarylebone Road、その道をパディントンの方へ歩き、右に入って行くとジョンとヨーコの出会いの場、リッソンギャラリーがある、地図上ではそのようになっていました。間違いではないのですが、なかなか見つかりませんでした。一瞬、大阪の北浜あたりを迷いながら歩いているような気がしたのも、とても不思議でした。ようやく鍵のかかっている入り口らしきドアを見つけ、上を見上げて本当にここなのかなあとたたずんでいる所へ、ギャラリーの人らしき男性がやって来て鍵を開け始めました。おそるおそる入ってもいいか聞きました。特に表情もかえず、招き入れてくれました。天井からの光、がらんとした室内にレイアウトされた立体それが展示物なのかそうでないのかよくわからず、ただただ一人、広いホールの真ん中に立って眺めていました。黙々と机に向かって書き物をしている人、静かに通り過ぎる人、私は透明人間になったような気がしました。その時はとりあえず写真にとっておこうと思っただけでしたが、家に帰ってその写真をパソコンに映し出してみて、始めてその透明な光と影の美しさに「はっ」としました。あの時、やはり私は透明人間だったようです。
http://www.lissongallery.com/

ギャラリーを出て、最寄りの地下鉄の駅(Edgeware Road)でオイスターカード(期間・区間限定のプリペイドカード)を購入しました。これで2区間ならばどこへでも行けます。最初は気がつかなかったのですが、このカード、バスにも乗れます。間違えて乗っても、乗り過ごしても、心配なし、約束時間はないし、待ってる人もなし、とにかく最後に地下鉄の駅を見つけてSwiss cottage まで帰ればよいのです。まずは乗ってみよう地下鉄、何の目的もなくWest hampstead へ、、ここでお昼ご飯、庶民的なイタリアンレストランに入り、カルボナーラをいただき(塩辛かった)となりの若い母親の食欲にびっくりし(赤ちゃんに近い子供にも1人前注文、結局ほとんど2人前ぺろりと平らげた、)また地下鉄の駅へ、、次はBigBenのあるWestminsterです。
第23話 長ーい1日(シャーロックホームズ宅)
2008/04/19(土) (48)
ホームズ氏宅はロンドンの町長屋風、まだ10時にもならないというのに、いろんな国の、様々な年代の人たちが狭い入り口前にたむろして見学待ちをしていました。思ったより待ち時間は少なく、往時風の制服姿の警官の指示で2階へ上がって行くと、まるで小説から出て来たようなワトソン氏が、出迎えてくれます。ほとんどの国の言葉をマスターしておられるようで、訪問者とおしゃべりを楽しむように案内してくれたり、写真に撮られたり、他の観光客がいなければタイムスリップしていまいそうな雰囲気です。
屋根裏部屋までホームズ氏にまつわる品々でいっぱいでした。拷問部屋も再現されていて、さすがにそこは足を止める人は少なく、さっと見るだけにする人が多かったようです。グランドフロアはホームズグッズやお土産物の売り場、私はそこでロンドン市内の地図を購入、、重い「地球の歩き方」を片付けて、地図を広げてあっちへ向けたりこっちへ向けたりしながらの「気まま歩き]の始まりです。
ホームズファン必見 ホームズ氏のHP  http://www.sherlockholmes.co.uk/
第22話 長ーい1日(Primrose Hill)
2008/04/04(金) (47)
夜短い、朝早い、、それでもなぜか時差ぼけなし、6時起床、7時からの朝食が楽しみでした。ところが、以前泊まった朝食つきのB&Bとはまったく違っていました。パンとシリアル、コーヒーかジュース、あとは積まれたジャム、バター、チーズとか、普段の私の朝食と変わりなし、、果物もない、
ま、でもおいしい濃いめのレギュラーコーヒーをたっぷり入れてくれたので、これには大満足、今でも朝早くにコーヒーの香りを嗅ぐとあの天井の高いひんやりとしたお部屋がよみがえります。観光客はほとんどいなくて常連らしき、いかにも仕事で滞在といった感じの人がちらほらでした。

バックパックに一式詰め込んで、いざ出発、どこへ? 「まっすぐ下ればシャーロックホームズ氏のお宅あたりにいつか着くであろう」という見当で歩き始めました。何処も同じ通勤時間、幹線道路は車で渋滞、脇道にそれて歩くことにしました。しばらく行くと、芝生の美しい公園らしき丘にたどりつきました。おっ!これがリージェントパークの端かな、と思ったら大違い、そこはプライムローズヒルというロンドン全体が見渡せる小高い丘でした。
リージェントパークはその丘のむこうに広がる広大な公園、そこへ大きな単車に乗った怪しき大男2人組、、「ロンドンのクールなオフィサー」と本人達が自己紹介してくれました。写真をとってもらったり、道案内をしてもらったり、丘を下って歩道を歩いていたら、後ろからわざわざスピードを落としてもう一度行く方向を教えてくれたりしてほんと、親切なおまわりさん(私がよほど頼りなく見えたのかもしれませんね、、)でも、私はリージェントパーク沿いの運河を見つけてしまい、道を外れてその運河沿いに歩くことにしました。遊歩道にはちがいないのですが、左が運河、右にも上がれない、そんな道でした。誰もいなくても緊張、誰か来ても一瞬身構えてしまう、何かあったら飛び込むしかない!運河を通る船の上からおじさんが、微笑みながら手を振ってくれたのでほっとしました。

第21話 Swiss Cottage
2008/03/29(土) (41)
スカンジナビア半島を過ぎるとなんとなくそわそわ、、わくわくと不安が入り交じった日常では絶対に味わえないこの気分、頭の中の引き出しがすべてオープンになって自分でもゆっくりとテンションが上がって行くのを感じます。イミグレーションへの通路はなぜか私一人、、平気平気、と自分にいい聞かせながら、進んで行きました。無事、UK入国、空港からパディントンへのヒースローコネクト(2年前にはなかった、ヒースローエクスプレスより安い)の駅を捜しました。駅が別にあると思ったら大違いで、同じレールの上を名前の違う電車が走ってるだけでした。パディントンからスイスコテージまでの地下鉄も難なく見つかり、乗り換えも間違えることなく無事スイスコテージの駅の地上に降り立つことが出来ました。とにかく、エレベーター、エスカレーターが少なく、荷物を運ぶのに苦労しました。初日、腰でも痛めたらもう目も当てられないので、用心に用心、地上への最後の階段だけは親切な青年が、見るに見かねてか、声をかけてくれて、スーツケースを運んでくれました。

ロンドン北西部(CAMDEN)のスイスコテージは静かな住宅街ですが、道は両側に路上駐車の車がいっぱい、人通りもそれほど多くはなく、普通の暮らしっぽい拠点に出来そうで、とりあえずよかった、でも重い荷物との戦いは、宿の入り口の階段、3階のお部屋までの階段と、これでもか、これでもか、と続きました。1863年築の建物は天井も高く立派で、趣はありますが、便利な造りとはとても言いがたいです。でも清潔で、静かで、安全ならば、文句なしです。
第20話 飛行機
2008/03/17(月) (40)
一人旅でちょっと気になり、恐くもあり、楽しみでもあるお隣に座る人、、最近は通路側の席をお願いすることが多くなりました。始めて行く時は窓の外を眺めるのも重要なポイントになりますが、2回目になってくるとそれよりビールをいただきたいというのが本音、ビールをいただくと,当然席を立つ回数が多くなるということですね。そうなると通路側がベストです。

今回窓側にいたお二人は韓国人(たぶん)の新婚さん(これもたぶん)でした。ちょうどいい頃加減のラブラブで,ほっとしました。(ラブラブも度が過ぎると、はた迷惑。新婚なのに新郎が飲み過ぎで、怒りの新婦というのも見たことがありますが、これもいただけない、)

ここで余談ですが、これまで私の隣に座った、ちょっと変った人たちを紹介、
とてもすてきだったのは関空経由で、マイアミに行くと言っていた若いOZの女性、彼女はマイアミから出航する豪華客船のクルーでした。
自宅はゴールドコーストから少し離れた所と聞きました。クルーになったいきさつとか、船の中での仕事の様子など、いろんな話をたくさんしてくれました。真ん中に通訳してくれる娘を挟んで、おしゃべりに花が咲きました。そして最後に今までに行った所で一番すてきな所は?と聞くと、自分の故郷ゴールドコーストと、、なんの迷いもなく答える彼女はとても輝いている人でした。

大変だったのは、座席にはまらないほどのビッグボディの中国人女性でした。彼女が動くたびに、3人座席全部が揺れ動くというような体格の持ち主。なんでも本国に残していた夫が重病なので帰るとか、両親とメルボルンに来て、永住権をとったものの、すぐに父親がガンでなくなり、母親も気落ちし病気に、、てな身の上話を体を揺らしながらとどめなくしゃべるのです。こういう話は英語力がいまいちでもなぜかだいたい分かるのですね。知らんぷりも出来ないのでうんうんと聞いてましたが、わたしは慰めの言葉もなくて、ただただ I'm sorryの連発です。飛行機を降りる頃にはもうへとへと、、ほんとI'm sorryでした。
第19話チケット(ミュージカルとチェルシーフラワーショーのこと)
2008/03/10(月) (36)
私の第二の洋楽狂いは、UKのラジオから流れるQUEENが始まりでした。Queenの生き残り組Brian May、Roger Taylorのインタビューもチンプンカンプンの
ままにたくさん聞き、ホームページをひっかき回し、「本場で見るぞ」気分はすでに頂点に、、もう一つは The Phantom of the Opera 、これもまたやはり本場で見たい、、 http://londontheatredirect.com/ 、インターネットでチェック,チケット購入、ほどほどによい席は取れましたが、かなり前から販売されており、早ければ早いほどよい席が確保できるようです。

メールで予約番号が送られてくるだけなのでかなり不安、おまけに何の断りもなく再度予約番号が送られて来た時には、おろおろしました。カードの不正使用も疑われると思い、すぐにカードをストップ、すぐに再発行と大あわて、結局は向こうの手違いで席を変更したとのこと,ほんと失礼な話です。
(安く手に入れるには劇場近くのチケットショップで当日券という手もありです。)

もう一つはチェルシーフラワーショー(22日〜26日一般は24〜26日)、これはまったく知らなかったのですが、たまたま友人がこの時期に開催されることを教えてくれました。ネットで検索し、チケットが高いのにびっくり。よく読めばすぐに分かったはずですが、、出かける1週間前にもう一度サイトを見てまたまたびっくり、SOLD OUTの文字がずらり,「チケットは前売りのみ」と、その人気はその時期ロンドンの人口が増えるといわれるほど、25日の夕方5時30分から閉館まで2.5時間のチケット(£17.5)をぎりぎりでゲット、ちなみに1日チケットは(£40)でした。

クッカバラ−号外編
2008/03/05(水) (34)
第18話 旅支度(宿)
2008/03/03(月) (33)
楽に、安く、誰かに頼ってしまおう、という魂胆は見事に失敗、友人の知り合いの所に11日間も転がり込むつもりでした。ヒースローまで迎えに行くと言ってくれた親切な英国人の住まいはロンドンからはかなり遠いケンブリッジ、、あきらめるよりほかありません。ロンドンの地図の上に鉛筆たてて転がったあたりの地下鉄2区間(£4)以内、B&B(£50)に狙いを定めてインターネット検索、、(£1は約¥250-でした。)
Welcome to LateRooms, the Discount Hotels Specialistなどという所に
電話をかけました。

私  「○○ホテル予約したいんですが、、」
あちら  「OK・・・・・・」
私  「あのう、、もう一度言ってください」
あちら  「。。、、、。。。」
私   「英語、苦手なんです。ゆっくり言ってください。」
あちら 「、、、。。。。」
私   「???!」
あちら 「誰か他に英語話せる人おらんへんの?友達とか、兄弟とか、、」
私   「残念やけど、私だけ。」
あちら 「しゃーないなあ、、電話番号教えて。始め国番号から、、」
私   「国番号?そんな番号知ってるわけないでしょ。日本にいたら
使うことないし、そちらのほうがよく知ってるでしょ。」 
あちら 「ちょっと待って、」  
あちら 「じゃ、そのあと、、」  
私   「06 6789 1234」
あちら 「もうちょっとゆっくり言うてんか」
私   「ごめん、0 6  6 7 8 9  1 2 3 4 」
あちら 「ちょっと待って、」
あちら 「ホテルに電話、通じないみたいやし、また明日電話して、。」
私   「ありがと、、」

後で気がつきましたが、その日は日曜日、慣れない若い(たぶん)バイトの男性、変な日本からの電話にまごついていたようです。私は私ですっかり自信をなくし、真夜中、午前2時、壁にもたれてへなへなと座り込んで「ああどうしよう、、」と大きなため息、、頼みの綱は直メールです。
「とても英語が苦手です。電話ダメです。メールでお返事ください。」
その返事は「カードの番号をお聞きしたいだけです。どうぞためらわないで
お電話ください。」ああ、やっぱり電話しなくてはいけないんだ。

無事、11泊確保できたのは出国2週間前、「いろんなもの」に酔ったお兄さんやお姉さんがうようよいる街だったらすぐに逃げ出す覚悟もいりそうです。
第17話 クッカバラのロンドン一人歩き(プロローグ)
2008/02/29(金) (31)
押し入れ中、がらくたを引っぱりだして、入って行くとそこはロンドンの町中、赤い二階建てバスの上、そんな夢を見たことがありました。007のジェームスボンドがまだショーンコネリーだった頃です。私はどこか国のエージェントで、映画の中にそのまんま突入したような夢でした。住まいは台所、押し入れ付き6畳1間でしたが、それなりにビンボーを楽しんでいました。

それから××年があっという間に過ぎ、、ビンボーも少し格上げされて、押し入れの中から「夢」のロンドン、、ではなくて関空からひとっ飛び、の「現実」のロンドンとなりました。徒歩、徒歩、地下鉄、徒歩、地下鉄、赤いバス、田舎バス、徒歩、電車、気の向くまま、足向くまま、11泊の一人旅です。テーマはM(ミュージアム)M(ミュージック)M(マーケット)と決めてはいたものの、その辺は適当、とにかく行ってみよう、その日の午前中に締め切りの仕事を、宅急便に託し、ついに2007年5月24日11:45(AM)  JL421便ロンドン直行便、旅立ちです。

(追記、しばらくオーストラリアはお休みです。
      長いこと休んでいたのに少し変?ですね、、)
第16話ケアンズな日々3
2007/08/08(水) (23)
三日目

思い切り観光客になりました。
私はこのスカイレールが大好きです、45分の間、少し風に吹かれながら
時には鳥の声を聞き、熱帯雨林の上をゆっくり進みます。
途中に2カ所ウォーキングスポットがあり、森の中を散歩するのも自由です。
雄大な滝があって、、でも私が訪れるときはいつも水が少ない、
本当にあんな写真のようにすごい滝なのかしら?

いつか、ものすごい雨の日、シドニー郊外カツゥーンバのツアーに参加した時でした。
リバーフェニックスに似たかっこいい若い運転手が言ってました。
「だいたい、絵はがきのような条件の整った日なんて、めったにないんだよ。
最初から期待するほうが間違ってんだ。」その運ちゃん、狂気の悪天候の中、
細い道をブイブイとばし、怖いやら楽しいやら、、バスの窓から崖しか見えなかった時は
もう終わり、、と思いました。
 
スカイレールもまたあまり天気の良くない日に乗ると、ずっと雲の中で
ふと止まったりします、うっすら木々のてっぺんがたまに見え、
高さだけを体の芯が感じてかなりこわいです。そこでゆらり、、
と来るともう生きた心地がしません、、
ただ天上人になったような、不思議な空間は忘れる事が出来ません。

朝早くにスカイレールに乗ってキュランダ村に行き、木陰を楽しみながら
少しおそめの朝ご飯をいただきます。マーケットで買い物を楽しみ、鳥たちと遊び、
帰りはことことと時間をかけて列車でケアンスの駅まで下ります。
毎度、同じ景色には違いないのですが、時々行きたくなる観光コースです。
第15話ケアンズな日々2
2007/08/08(水) (22)
二日目

ケアンズは海という印象が強いのですが、実はそうではなくて
亜熱帯の美しい山や丘の自然に容易に触れることができるところだと思います。
世界中から自然が好きな人たちがやって来て、ガイドをしています。
娘もその1人なのでしょう。(娘の場合は海なのですが)

アサートンテーブルランドはケアンズの少し奥に広がる台地です。
去年のサイクロンに痛めつけられたバナナ畑もありました。
(おいしいバナナに巡り会えるはずが誤算でした。
市場に行ってもミイラの様なバナナが高い値段、隅の方に置いてあるだけでした。)
うまく風を逃れた畑で今年は高値で売れると見込んだか、手入れに
余念のないおじさんたちを見ました。

以前に紹介したと思いますが、今回もおいしいオーガニック料理を
めざして写真のお店に行きました。スモークの効いたサーモンと
クリームチーズ、オーガニック野菜と特製のパンは期待通りでした。
お昼時、地元の人でほとんどの席は埋まっていました。

少し道を外れて、先が怪しげな方向へドライブ、、行き着いたところは
個人の経営らしきアウトドアスペイス、自然にマッチしたおしゃれな
インフォーメーションセンターがありました。岩山の上に寝そべって、
何もしなくてもいい贅沢、、向こうにはロックワラビーが遊び、
自然にとけ込んで至福の時間が流れていきます。

日本からの旅行客はケージュールがきっちり決まっていて
あまりこんな所に行く事が出来ないのはほんとうに残念な事ですね。
第14話ケアンズな日々1
2007/08/08(水) (21)
1日目(ケアンズは雨!)

関空もガラガラ(イミグレーション私1人)
ケアンズの空港もガラガラ(荷物もさっさか出て来て1番乗り!)
こんな事はじめてです。
毎度ながら、朝4時という早いお迎えに娘は眠たそう、、おまけに雨、、
する事もないので、シャワーを浴びて朝寝となりました。
   
お昼からはクロコダイル養殖場(やつらは高級バックやベルトになるのだ)
経由のハビッタットクルーズに参加しました。
写真は雄のクロコのバトルです。養殖用の卵をとるためのでかい湿地があって
そこはハーレムなんだそうです。従ってここの連中はえさに困る事なく
一生、子作りに励むわけで、、うらやましいかそうでないかは微妙、、です。

あとはのらりくらりと川下り、、ゆったりとした時間を過ごすのには最適です。
娘に言わせると、、ちょっとたいくつ、熟年者向きとか。
でも、早朝着、初日お疲れの体に優しいツアーです。
(お疲れさんに癒しのツアーとでも名付けましょう)
どたッと寝そべっているのは正真正銘の野生のクロコです。
普通にはお目にかからない赤い目立つオーストラリアの国旗は、
このようなクルーズ船のための国旗だそうです。
海だと本来のブルーは目立たないのでこういう旗になったとか。
ちなみに海軍の旗はこの赤い部分が白いのだそうです。
   
雨に降られながらも、なぜか車やボートの外に出た時だけは止んでいて
中途半端にラッキーな日でした。
第13話 突然ですが、、 The Cat Empire
2007/08/08(水) (20)
急にその続き、、
The Cat Empire 、、ついに今年の夏に来日です。
初来日アーティストに目をつけている私は、とても行きたいのですが、ごっつい
サマーファスティバルの何組かのバンドの1つとして出演するらしく、
これは行ってもつまらなそう、、どこかの小さなクラブに
来るのではないかと毎朝晩ホームペ−ジをかかさずチェック中、、
なのであります。
なんで、こんなにも彼らが好きか、、それは私が感じた
オーストラリアそのものだからです。
好きな曲の1つがワインソング、
歌詞の中にいかにもオーストラリアと感じられる言葉がちりばめられています。
歌っているのは高音ハスキーヴォイスのヴォーカルのハリー。
作詞作曲も彼のようで最初聞いたときはロマンティックで美しき青年を
想像しました。
(例えばjames bluntのような)と思いきや、こちらはいわゆる濃い、年齢不詳、
ちょっと(いや、かなりかなあ)太め、美しくも何ともない、そこいらにいそう
なOZでがっかりでした。
でも最近では、彼の作った曲や歌詞を聞いたり、トランペットを吹いている姿、
とてもファンキーな人柄も見えて、
「友達にするならこんな人(なれるわけない)」というところまで株が上がっています。

さて、月末から久しぶりにケアンズに行きます。1年半ぶりです。
超ショート滞在なのであまりいろいろ見る事はできないかもしれません。
次は19kmの熱帯雨林トレッキングに挑戦するぞ、、息巻いてましたが
10kmがせいぜいの体力のようで、、そんなツアーを探しています。
第12話 The Cat Empire
2007/08/08(水) (19)
私は大の音楽好き、、といっても聞く方だけですが、、、
これまでにもいろんなバンドにはまってきましたがここで
息子が送ってきたCDですっかりはまってしまったのがこのメルボルン出身の
OZバンドです。
ボーカル2名、キーボード、ベース、ドラム、ターンテーブル
計6名ですがボーカルの一人はトランペット片手に歌ったり、吹いたりです。
どんな感じ??ヒップポップ、ジャズ、レゲエ、ラテン、ロック、特にはブラス
ぽいところもあったりしてなんだかよく分からない。
でも独自のリズムを作り上げていてとてもいいのです。
イーグルスのホテルカリフォルニアなんかもフランス語にしたりしてすっかり
彼等風になっていました。

最近ようやく2枚目のCDが出たところでまだまだ若いバンドです。
DVDを見るとその場で出くわした、ヒップポップダンサー、フラメンコチーム、
シンガー、とも見事にコラボしていて見ているだけでわくわくします。

ついこの間、息子の通っている大学のクラブハウス(いわば学食)で
ライブがあったそうです。満員電車なみの700名が歌い踊りのライブで
すざましく盛り上がったそうです。
 
このバンドただいま歓喜の渦を巻き起こしながらオーストラリアを南下中、
一度行ってみたい、、こわごわ「私くらいのおばさんいてる?」と聞きました。
「いてるよ」と返事がありましたが、、これは息子の心づかいか、、
行けばきっと学食の「壁の花」ならぬへばりついたゴキブリになってしまうのが
おちのようで、彼が送ってくれるDVDとCDを聞きながら指をくわえている
おばさんなのであります。
興味のある方はホームページをのぞいてください。
ネコ目が踊り、楽しいページです。
http://www.thecatempire.com/
ce_stage_menu.html
第11話 ClairviewBeach
2007/08/08(水) (18)
ロックハンプトンから、乾いた陸地風景を眺めながら高速道路を一路北へ、、
退屈になりかけたころ、右に美しい海が見えてきます。
そこがClairviewBeachです。
そろそろ亜熱帯、、すこしですがマングローブも生えていたりして大喜びでした。浜辺にはうつくしい貝殻もたくさん、釣り人が1、2人見えるだけ、
一人じめ気分、、ところが引き潮で砂浜のように見える波打ち際は、実は泥んこ湿地帯でした。
確かにインターネットの案内にも泳げるとはありませんでした。

海辺には数軒の集落があって、その中にかわいいお店が1つだけありました。
売っている物はお土産、かごに入った毛糸玉、アンティック小物(なぜかラムネのびんも)
刺繍の本、手作りの手芸品、店番をしているのは体格のいい年配のおじさん、、
カウンターの中では奥さんらしいご婦人がお友達?とおしゃべりをしながら刺繍をしていました。

オーナーのセンスがうかがえるこのお店で買ったものはハニーイーターのステンドグラスの壁掛け、母へのお土産に はがきより少し大きいくらいのかわいい刺繍図案の本2冊、おじさん手作りの絵葉書、です。

海沿いにそのまま高速道路に戻り少し行くとサリナです。
この町には鉄道の駅もあり、駅の向こう側の砂糖の精製工場からの甘い独特のにおいがただよっていました。駅前にはやはり手工芸品を売っているお店があリました。個展のようでもあり、屋根裏部屋のようでもあり、サロンのようでもあり、、
のんびりおしゃべりをしたりお茶しながらと手芸や手作りを楽しめる何よりも豊かな空間をとてもうらやましく思いました。

日本にいると物があふれていて何でも欲しくなってしまうのですが、
必要最小限あれば十分豊かな気持ちになれてしまう、、豪にi入れば豪に従え?
高級ホテルもレストランもなくても、とてもリッチな気分にひたれます。

さて次は番外編、、OZ バンド(といってもベルトではなくってミュージシャンの方です。)
第10話 ロックハンプトン脱出
2007/07/29(日) (17)
この町についてはまだまだ語りつくせませんが、そろそろ北へ脱出です。
かの有名なグレートバリヤリーフ沿いに、、と言っても内陸に少し入ったり、海岸線を走ったりしながら高速道路(Brece Hightway)をケアンズまでおつきあいください。
そんなに多くの高速道路を体験したわけではありませんが、この高速道路では料金所もなければもちろんインターチェンジもありません。
経験のある高速道路ではブリズベン空港手前で料金所がありました。
メルボルンでは5年前にすでにETCのシステムが普及していました。

ここからのBruce Hightwayでは、町が近くなると制限時速が100kmから徐々に、80、、60、、40、、と変わります。
また広大なシュガーケイン(さとうきび)畑の間にはその運搬だけに使われる
鉄道があって、「踏み切り」が存在するのです。
この踏み切りの前も制限速度が徐々に遅くなります。
そのシュガーケイントレインの通過に引っ掛かった時は、長い長い、そして写真におっちゃんの姿が写るほどのろい列車の通過をひたすら待ちます。
日本では見た事もないようなでかい輸送トラックも路線バスもみんな待ってます。

よく聞く話ですが、夜に車の犠牲になったカンガルーなどはほんとうにそのまま道路上にころがっています。
何かのえさになったりもするのでしょう。
おどろいた事に馬まで路肩にころがっていました。

人里離れた高速道路沿いに郵便受けがあり、遥か彼方にお家、、なんて光景もけっこうありました。
こんな高速道路だから、まさか検問などはないと思いきや、、パトカーはよく走っているし、検問もあります。
罰金とられた!!というはなしも聞きました。制限時速はしっかり守られている様です。
ロックハンプトン近郊は乾燥している感じの強い地域ですが、北に上がって行くとだんだん緑が濃くなり、2時間ちかく走るとそろそろ亜熱帯の風景がひろがってきます。

次はClairview(Beach)で休憩です。(地図左上)
第9話 ロックハンプトン3
2007/07/29(日) (16)
鳥の話

私は鳥さん達が大好きです。
オーストラリアに行くとすぐそばにいろんな鳥たちがいて幸せです。

このコラムの最初の写真のクッカバラたちのまわりの木の上のほうには、ブラックカッカツゥーのつがいがたくさんいて、盛んに木の実をついばんでは種を落としていました。
真夜中に鳴く鳥とかもいて、もう朝かしらと思ったりした事もあります。

ローワンではマグパイアランという太めの毛糸がありますが、はじめてこの糸の名前をきいた時、てっきり色は2色しかないか白黒の段染めと思っていました。
というのは、オーストラリアにはマグパイという名の嫌われものの白と黒に別れたカラスよりやや小さい鳥がいるからです。
子育て中には、よく人を襲うそうでいやがられていますが、じょうずな口笛に似た鳴き声が美しく、襲われた事のない私には想像がつきません。
また「パイ」(pie)(pied)(piebald)という単語には白と黒に別れた、、という意味がある様です。
それにしてもマグパイという糸の名前の由来を聞いてみたいですね。

カラスといえば日本ほど多くはありませんが、やはりいました。
でも同じように全身真っ黒なのに何とまるい目がみんな白いのです。
黒目カラスもまばたきしているに違いないのですが、白目カラスのまばたきはよくめだって、思わず立ち止まってみつめていました。

後で読んだ本の中に(Adult of all Australian spicies have white eyes)
というカラスについての説明がありました。

写真はロックハンプトンの住宅地近くの川辺です。
こんなところにはクロコダイルも出没するようで過酷な生存競争の場でもあります。

私達人間はお互いのために遠くから見るのが一番です。
カメラを持って立ち入ったあたりは自然にできたわんこの散歩道、、でかくて柔らかい、、、を思いきりふんでしまい、トレッキングシューズの深いみぞにはまり込んだそれはなかなかとれなくておうじょうしました。
第8話 ロックハンプトン2
2007/07/29(日) (15)
カエルの話

オーストラリアの人はけっこうカエルが好きなようで、お土産物やさんとか小物屋さんにもいろんなカエルさん達が店先に並んでいます。

娘のホームステイ先の庭にはでかい緑色のカエル(Green Tree Frog)がすんでいます。
木の穴を住処にしているようですが、おいてある長靴などもおうちにしてしまうそうです。長靴から顔を出したカエルというのも見たかったのですが、このときは手にのせてみました。迷惑そうではありましたが、、、感触はシップ薬の肌に触れる部分に似ています。
あれほど冷たくはありませんが、ぴたっ、ぺたっ、ひんやり、つるりん。後で必ず、手を洗うように言われました。

さてもう一方のカエルはおどろおどろしいヒキガエルです。
この写真はケアンズでとったのですが、夜な夜なニャンコの水入れでおふろをいただいてかえるというふとどき者です。どこで泥んこ遊びをしてくるのか、その水は泥だらけなります。

このカエル(Cane Toad)には卵の時からずっと毒があって大変な嫌われものだとか、、外来種でシュガーケイン(さとうきび)の病虫害だかをやっつけるためにハワイから連れて来られてたそうです。
ほとんど役にたつことなくどんどん繁殖し、今やクーインズランド州から北の方まで広がっているそうです。

他にも、米粒ぐらいのカエルが川岸の岩にびっしりいるのを見ましたが、これは余りの数に仰天したために写真に撮るのも忘れてしまいました。
それがカエルと気付くまでは平気で泳いでいたんですけどね、、(一応調べて書いてますが、学術的なことはあまり詳しくないので間違いがあることもありますのであしからず、、
またオーストラリアにはあちこちに危険な動植物が存在します。
すべては自己責任、看板やガイドさんの案内は大変重要です。
中にはこんな看板もあり笑ってしまいましたが、、)
第7話 ロックハンプトン1
2007/07/29(日) (14)
ブリズベンから空路北へ約1時間、飛行機からおりたった時、当然、田舎の空港なので地面の上に直接第一歩です。
第一生き物発見、、馬でした。空港の滑走路の向こうは牧場なのです。

ロックハンプトンは愛称がロッキーそしてBeef Capitalとも言われています。
高速道路ぞいにはでっかい牛の像があり、日本にも輸出しているとか、、

いずれにしろ、日本人にもマイナー、オージーに言わせても留学?
なんでそんな町へ???とかえってきます。

大学は町のはずれにあって、だだっ広い雑木林の中に高床式の1階建ての教室が離れ離れにぽつりぽつり、少し高い建物でも3階くらいです。

ショッピングモールまで、校内を走る路線バスに乗りました。
乗客は数人、見ても一般の人だか学生だか不明です。
(娘のクラスメイトの最年長は77歳の方でもうお亡くなりになったとか)

バスを降りた時、東洋人の老婦人が私達に突然声をかけてこられました。
Are you Japanese?
その御婦人は決して日本語を口にはされませんでしたが、広島の方で戦後、オーストラリア人と結婚されてこの町にすんでいらっしゃるとか、、、
その間、日本に帰ったのは1度っきり、、バスで娘の姿は時々見かけたけど
まさか日本人とは思わなかったそうです。もう日本語もはなせなくなったけど私と娘のおしゃべりを聞いていて、懐かしくて声をかけたと言っておられました。

御主人は養老院に入っておられるとか、深いお話はしませんでしたが、
思いのこもった一言一言でした。

ふるさとのなまり懐かし、、、そんな詩がありましたが何も日本の中だけではなくなったのですね。
第6話 スタートは人生の大損
2007/07/29(日) (13)
人生の大損は多々ありますが、そのうちの一つは、中学生の時、始めてであった英語を嫌いになったことです。

相当な意気込みで英語を学ぼうとしていた少女に大打撃を与えたやつは、つまらない英語教師と、文通相手の逆イケメンのアメリカ少年でした。
(いま思うと映画スタンドバイミーの主人公の夢に出てくる大食い大会の優勝者のような、、)
以来、英語を「臭い物にふた」の状態ですみっこに追いやっていました。
ただ、訳も分からないままに音楽だけは好きでした。
娘が小学生の頃にスティービーワンダーを聞きにいった時、人生の大損に気付かされました。彼のコメントがさっぱり分からなくて楽しみが半減してしまったのです。
英語を嫌いにさえならなければと、、

娘が中学生になったころ、いっしょに英語をはじめました。
ラジオの基礎英語1から始め、市の英会話教室にも通いました。

ここでオーストラリアが始めて登場です。
市主催の姉妹都市を訪ねるツアー1名12万円弱、4泊3日、、
いまから思うと、とんでもなく忙しい目の回るようなツアーでしたが、起爆剤にはなりました。

帰りの飛行機の上から見た、大小のオパールをちりばめたようなグレイトバリヤリーフ、その時、抱いた密かな夢。

「ああ、、あの海で遊びたい。」
その夢の一部、写真はヤプーンの海岸、向こうの島はグレートケッペル島、グレートバリアリーフの南はしに近いところです。
ロックハンプトンから車で1時間くらい、、
この砂浜が視界一杯に広がり、ちょうど、スカイダイビングの人たちが空からの旅を終えようとしていました。

さて、これからはこのロックハンプトンから車で北ヘケアンズまで、南へゴールドコーストまで、寄り道だらけ、番外編だらけで続きます。

よろしくおつきあいのほどを。
第5話 番外編 その2
2007/07/29(日) (12)
私の実家は下関市、彦島です。
人工33,000、、、島とというからには海を渡るのですが、その海は小川以上、川未満というようなところに関彦橋(かんげんきょう)という橋があってそこ渡るだけです。

彦島は、スーパーマーケットでさえ海産物が充実していて、これが一番の楽しみです。
食卓にはたくさんの海の物がいつも並べられます。これが何よりもの楽しみです。

腹一杯だあ、、、と叫びつつ明日の朝食の為に散歩に出かけました。
夜9時を過ぎていたでしょうか、、通る車もほとんどない海沿いの道を歩きました。
海を隔てた向こう岸には、北九州の別世界のような工業地帯の明かり、煙が見えます。

そこに突然あらわれた天にものぼるような長くて急な石段、、前は海、先は真っ暗やみ、、ほろ酔い気分も手伝って、一ッ気にのぼるつもりでした。
がやはり横に備えられたくさりのお世話になりました。
(そういえばエアーズロックにもそんなお助け鎖がありました)

つぎの日、その神社の正体を知りたくてもう一度行きました。
暗い時とは違ってそのは迫力はもう一つでしたが、急な石段の手前の看板には「上の社殿にはお賽銭箱はありません。」あり、そこにお賽銭箱がしっかり設置されていました。

後で調べたところによると、神社の名前は金刀比羅(ことひらぐう)といい
彦島八幡宮のホームページに載せられていました。
http://www.hikoshima-guu.net/user2/index.html

偶然ですが最近、フジテレビ系の金曜エンターテイメントのドラマのロケがあったそうで、そのうち、ちょっこと、顔を出す様です。

実家に1泊した後は夕刻、
駅前のデパートあたりでお好みの弁当を買い込み、JR下関から門司へ、、、そこからは行きとが逆のコースをたどります。
帰りの船は土日、あるいは祝日の朝につく便がおすすめです。
なぜなら、旅行帰りの通勤電車は非常につらいからです。

これで下関3泊2日の旅はおしまいです。
人で混雑する前の12月の中ごろ行ってきました。

ちょこっと一言
彦島には全国のふぐの80%を取り扱う南風泊市場(はえどまりしじょう)もあります。
ふく(下関ではふぐといわずにふくというようです)の養殖場もあってその場で
安価で美味しいお料理を提供してくれるところもあります。
養殖とはいえ、なかなかのものでたらふくいただけます。
第4話 番外編その1
2007/07/29(日) (11)
わたしの実家は下関です。
実家といいますと普通は幼なじみとか、懐かしい友人や風景に会えるところなのですが、わたしの場合は親が転勤族で、最後の転勤先に落ち着いた次第で、
そんなものはなんにもなくいつも旅行気分なのであります。
そしてだいたい3泊2日であります。

オーストラリアのおかげですっかりのんびり屋になった我が家の実家への移動はのぞみ、ひかりなどはとんでもなく最近はお船なのです。

まず大阪南港フェリーターミナル午後8時出港、明石大橋の下をくぐって瀬戸内海を航行し翌朝8時に新門司港につきます。

乗船前におにぎりや空揚げ・お菓子・ビールなど買い込み、ラウンジの一角を占領し、お喋りを楽しみます。
ちょっとした船上パーティーになります。
そして展望風呂で(真っ暗で何も見えませんが)のんびりとお風呂につかります。後は自分のベットでぐっすりお休み、、
お勧めは翌朝の朝風呂です、湯舟からの夜明けの海は最高です。

下船したら、シャトルバスで門司まで行き、そこから門司港まで JRを利用します。
車窓からはレトロな工業地帯、、
着駅の門司港駅に立つと時間が止まってしまったようなたたずまいです。

そこからは小さな連絡船で下関の唐戸へ約5分、、
TVにもよく登場する唐戸市場で遅めの朝食(やはりお刺身系が最高、)
その時間帯でもお魚や乾物なども売っていて海産物ショッピングを楽しみます。
忘れてはならないのが下関は韓国への船の玄関口であること、韓国の美味しそうなものもけっこう売ってます。
お店のおっちゃんやおばちゃんの客引きもなかなかすごくて、大阪からの私もおっとどっこい、いつの間にか両手一杯になっていました。

(番外編は2もあります。)

第3話 クリスマスプレゼント
2007/07/29(日) (10)
今年もクリスマスプレゼントが届きました。
娘が以前、ホームステイをしていた方からです。
とてもセンスのよい方で、ラッピングも写真にとっておけばよかったと思っています。
さて中身ですが、A LOTS OF SWEETSとフォトフレーム、それにヘーゼルナッツのコーヒーです。
ナッツのよい香りがただよっています。
Chrismas Candiesと書かれた赤いかわいい、そしてずしり重たい箱をあけました。

写真のようなお菓子が2段になっていて、、
試しに真ん中の赤いいちごのような、これをいただいてみました。
う?ん、なんといいましょうか、、あまい!!筆舌に尽くしがたい!!

Store in cool dry conditions.とあるので冷蔵庫の野菜室にでも保管して
1年がかりでいただくことにしました。

そのまえに試食会をしてもいいかなとも思っています。
おひとついかが!!?
(10分の1ずつで十分お楽しみいただけるお味です。)
第2話 おいしいもの
2007/07/29(日) (9)
わたしにとって美味しいものとはふつうの価格で、、というか安くて美味しいもの、であります。
高価で美味しいのは当たり前で取り立てて言う程のものではない、、

お昼ごはんでは$10-夕御飯ですら$15-以上は御法度やぶりです。
お泊まりはほとんど(キッチンシャワー付き2-3名宿泊可、1泊$80前後)のモーテル、
従ってそのへんで調達した材料で軽くお料理です。
ここで去年の11月頃に行ったケアンズ近郊の美味しいもの3つ、、
路上販売のバナナ、
道路ぞいに無人の販売所があってだいたい$1前後で1房のバナナが置いてある。
ふつうのバナナもあるがレディフィンガーバナナ、モンキーバナナもある、
時にはマンゴーやパパイヤなども、、バナナは味が濃くて香りもよい。
お金はそこに置いてある箱にいれておくだけでOK、、毎日バナナを食べました。

ピーナッツ、、
観光バスも泊まっていたので行ったことのある人も、、
生のピーナッツを自分で煎って食べるのが最高、ただし煎り方にこつあり、
これも1カップ$1-くらい、、

最期はランチ、
ブッシュファイヤーの煙りと、水のない湖でがっかりのアサートンテーブルランドを
思い出の地にしてくれたのはここのランチでした。
木工品のギャラリーですが、ちょっとした喫茶室があって休憩のつもりで入ったのがここでした

オーガニック野菜と卵、チーズたっぷりのサンドイッチ、新鮮さとあじのよい素材、
料理人のうでのよさ、、ちょっぴり御法度やぶりで$10-を超えましたが大満足でした。

お土産に買ったでかいクッキーも期待通りのおいしさでした。

美味しいものの少ないオーストラリアですが、ベスト10の内の3つを御紹介しました。

*$1=オーストラリアドル 現在約80円
第1話 クッカバラ
2007/07/29(日) (8)
たぬきのぼうやのおなかにできたしもやけ、キリンのおばさんののどシップ
ぞうのおじさんの鼻風邪用心の筒、その話を聞いて大声で笑うカワセミ

よく知られている(私が知っているだけかも)サトウハチロー作詞・中田喜直作曲の童謡です。

ワライカワセミってどんな鳥?大人になっても、子供に聞かれも?…でした。
ずっと気になっていました。

でもこれが憧れのLaughingKookaburra(日本名 ワライカワセミ そのまんまですね)
個人旅行をするようになってから、私はいつもどこかで笑われています。
そのたび、頭の中にたぬきのぼうや、のどシップのキリン、鼻に筒をはめた象が登場して一緒に笑ってしまいます。

体長は40cm〜45cmの世界一大きいカワセミです。
オーストラリアで最も愛されているとか、シドニーオリンピックのマスコットにもなりました。

でも、また疑問が生まれました。ハチローさんはどうしてこの童謡の主役を
日本にはいないワライカワセミにしたのか、誰か知っていますか。